2020年6月15日
令和元年度 芸術文化コース 第4回・第6回講座
白潟公園からみた風景を撮ろう
それぞれの視点を発見
昨年度の芸術文化美術コースでは、「日常生活の中にある『美』をさがす」をテーマに10回の講座を行いました。
その内、写真で表現する講座を2回にわたって行い、講師に写真家の赤山シュウ先生を迎えました。
第1回目は講師からの説明、続いての実技。第2回目は写した写真を相互に評価する講座を行いました。
<第1回目―講義・実技>
最初に構図の取り方、光のとらえ方など、プロが実践している撮影のコツを教えていただきました。また、写真は「自分の言葉である」として、漠然と写すのでなくどう撮りたいのか、何を伝えたいのかを意識して写す、同じ位置でも高さを変えることで印象が変わってくるので、あらゆる方向から被写体を観察すること、さらには、タイトルをつけることで写真に深みがでてくるのでタイトルを意識して写すことも大切であることを学びました。
続いて、白潟公園に移動し、それぞれの想い、感性で撮影を楽しみました。
また、受講生は今年度のテーマである日常生活の中にある『美』を写して後日持参することになりました。
<第2回目―解説・相互評価>
受講生が写した写真5枚の提出を受け、うち1枚をプロジェクターで映し出し、受講生の写真に対する想いを述べていただき、講師から講評をいただきました。残り4枚はロール紙に張り付け展示し、講師及び受講生で相互に評価をしました。
今回の講座は、身近なところの『美』を求めたことで、受講生の意識が高く、奥深いタイトルを付けた受講生もおられ、充実した講座となりました。