2021年2月15日
まつえ市民大学マイスタークラブ
地域活動報告会を開催しました
令和3年1月29日、まつえ市民大学マイスタークラブ会員の地域活動報告会がありました。
マイスタークラブは、まつえ市民大学マイスターコースの修了者の会で、そこで学んだ成果を自らの地域活動・市民活動に生かすと共に地域社会の活動支援を行っています。
今回は、五つのグループで、それぞれのテーマごとに報告が行われました。
1.松江の魅力を再発見し、地域へ情報発信
松江に伝わる伝統及び環境を調査し、わかりやすく資料化して関連部署に提供しています。現在調査を進めているのは「松江城を取り囲む橋」、「松江市に点在するお地蔵さん」等です。
また、伝統文化である「ぼてぼて茶」を再現し、地域のイベント等で普及を図っています。
2.魅力ある街づくりをめざして
社会が変化し、災害が多発する中で、町内会の重要性が見直されてきています。地域住民とともに、防災訓練、ゴミ対策、振込めサギ対策等の活動を行いながら、行政、町内会と連携した魅力ある街づくりを目指しています。
3.来る人を待つ民宿「はぬる(=空)」の開業
田舎の暮らしをしながら街づくりをしようと、横浜からIターンし来待に古民家を購入。「来る人を待つ宿 はぬる」をオープン、「見た目古民家、中は最新」の発想で癒しの場を提供しています。また、「はぬる」を拠点とした、地域振興ビジネスの事業化も目指しています。
4.新型コロナウィルスと松江の観光
突然訪れた新型コロナウィルス禍。この状況にあって、松江の観光振興をいかに進めるべきかを考察してみました。後世に伝えていくべき神事ホーランエンヤなどを始めとして、コロナ禍でも観光客を呼べる、郊外型の観光、例えば神社巡りなどを模索しています。
5.ものづくり教室とIoT&プログラミングクラブ
未来の子どもたちを育てる環境を作り、ものづくり教室とIoT&プログラミング教室(30人)を開催し、学校では学べない学習の場を提供しています。
また、他団体と連携し「STEAM教育」を推進し、将来の地域産業を支える人材の育成に力を入れています。
❏報告会を終えて・・・
報告会には約50名の参加があり、活発な質疑が行われました。
参加された方からは、「各テーマとも熱心に取り組まれていて、感心した」「取り組み姿勢の素晴らしさとパワフルさに圧倒された、ぜひ子どもたちにも伝えていって欲しい」、「マイスターコースの実りを感じた」など、たくさんの感想が寄せられました。
関心のあるテーマがありましたら【0852-32-0893】までご連絡をお待ちしています。
マイスタークラブに興味を持って頂ければ幸いです。
まつえ市民大学の「マイスターコース」は、今年度は新型コロナウイルス感染症の関係で全講座休講となりましたが、来年度は、内容をより充実させていきますので、皆様のご参加を心よりお待ちしています!!
-
市民大学で学んだ成果を地域社会で生かすために・・・
-
日本独特の文化である「お地蔵さん」。松江市でもたくさん目にします
-
「ぼてぼて茶」教室で、普及を図っています。
-
町内会で防災訓練
-
町内会で清掃作業
-
振り込め詐欺に遇わないために・・
-
古民家を利用した宿「はぬる」外観
-
「はぬる」母屋の囲炉裏
-
松江を訪れる観光客の目的は・・・
-
ホーランエンヤを伝承するために、紙芝居を制作
-
IoT&プログラミング教室の様子。主催者側も楽しんでいます
-
親子で「ものづくり」に挑戦!
-
マイスタークラブ会員の報告に熱心に耳を傾ける参加者