2017年7月28日
ふるさと環境コース第4回講座
「国引きジオパーク構想と島根半島」
~大地が創った歴史~
松江市、出雲市が進める「国引きジオパーク構想」。まつえ市民大学では、昨年度からカリキュラムに取り入れ、意識を高めてきました。
今年度のふるさと環境コースでは、「国引きジオパーク構想と島根半島~大地が創った歴史~」と題して、島根大学大学院総合理工学科の入月俊明教授に、国引きジオパーク構想の基礎知識と、我々が暮らす、島根半島と宍道湖南岸地域の6000万年~3000万年前の形成史について、お話しをしていただきました。
また、国引き神話がしるされた奈良時代の「出雲国風土記」と現在の出雲地域についても分かりやすくお話しをしていただきました。
地形・地質と神話を結び付けて考え事もなかったですし、古人達の知恵と工夫で古代出雲の文化や歴史が育まれたことを改めて再認識した講座でした。
国引きジオパーク構想が、日本ジオパークに採択されるよう願っています!