2017年8月18日
ふるさとマイスターコース第14回講座
「温泉町をこうして変えた」
玉造温泉街10年の変遷を歩いて体験!
最近の玉造温泉街の変革は目を見張るものがあります。この賑わい再生の仕掛人、松江観光協会玉造温泉支部の周藤実事務局長に現地でお話しを聞きました。
最初に、10年にわたる玉造温泉街の賑わい再生への取り組みについてスライドで説明していただきました。
客数減少の原因を割出し、まちづくりのテーマを「神話のふるさと『姫神の湯』」に絞り徹底して実践したこと、歩いて楽しい街歩きに活かすなど事業展開の考え方についてのお話しは、マイスターコースの受講生にとっては大変興味を引く内容で、この後の視察が大変楽しみになるものでした。
続いて実際に温泉街を歩きながら周藤事務局長のアツいお話しは続きます。
「美肌・姫神の湯」として、化粧品など様々な事業展開。まちづくりは、地域住民や旅館組合、寺社、行政を巻き込み、個人客がゆっくり楽しめる街に変革していった。その「仕掛け」の説明を受けながら、細かな取り組みに受講生は納得していた。
まちづくり再生の取り組みの現場を体験しながら、「温泉総選挙」をはじめ、多くの日本一を獲得した玉造温泉。住民を巻き込んで地域全体で取り組んだ結果が多方面で評価されている。まちづくりは人づくり。本当のおもてなしは地域全体で行うことを感じた講座でした。