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2017年8月25日

ふるさと環境コース第5回講座 「国引きジオパーク構想 見て体感!」 大地の力を現地で体験!

松江市と出雲市が進める「国引きジオパーク構想」。7月のふるさと環境コース第4回講座では、島根大学の入月教授による講義「国引きジオパーク構想と島根半島~大地が創った歴史~」を行い、ジオパークと地層にみる島根半島の成り立ち、国引き神話と島根半島の地質など基礎知識を学びました。
今回は、現場に赴き実際に目でみて実感しようと、島根大学特任教授の野村律夫先生に同行していただきました。

松江の中心地から車で約50分。日本海に面した千酌海岸にある『波食棚』を目指します。千酌港で下車すると、野村先生は自作グッズで地殻変動と地層について説明してくださいました。
この日の見学地、千酌地区と笠浦地区は1500~1000万年前の牛切層とよばれる地層に属します。
中でも、千酌海岸は広範囲に続く波食棚と海食棚が見られる絶好の場所。野村先生の熱弁は留まることを知らず、理解が深まった青空教室となりました。

野村先生のお話しでイメージを頭に叩き込み、現場に移動。到着すると目の前には想像以上の光景が広がっていました。この波食棚は大陸斜面で発生することから、かつては大陸と地続きであったことを示しているそうです。
今回の講座をとおして、こんなにも身近に数千万年前の地殻変動でできた地層が広がっていること、そして古代の人々は、出雲国風土記に『国引き神話』という物語を綴ることで、何か後世に伝えたかったのか…など神話の大地のロマンに引き込まれた講座でした。
  • 島根大学特任教授 野村律夫先生。地層の模型で説明
    島根大学特任教授 野村律夫先生。地層の模型で説明
  • 海を背に港で講義
    海を背に港で講義
  • 千酌の波食棚まで移動します
    千酌の波食棚まで移動します
  • 千酌港から西の海岸。あまり人が訪れることはない場所のようです
    千酌港から西の海岸。あまり人が訪れることはない場所のようです
  • 波食棚でも野村先生の熱い講義
    波食棚でも野村先生の熱い講義
  • 笠浦漁港から見える小さな島。火山物質を含む堆積岩。
    笠浦漁港から見える小さな島。火山物質を含む堆積岩。