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2017年11月14日

ふるさと探求コース 第10回講座 「山代古墳群を歩く~県内最大級の古墳とその周辺~」 古墳時代 大首長の王家の谷を訪ねる

秋晴れの11月7日、ガイダンス山代の郷から講座がスタートしました。こちらでは、古墳時代の祭祀の様子などの映像を見ながら、講師の八雲立つ風土記の丘 高屋茂男学芸課長の解説を聞きました。
また、展示してある向山1号墳の石棺式石室の実物大模型で内部構造を学習。構造が同じ「山代方墳」見学に備えました。

最初に訪ねたのは「大庭鶏塚古墳」。6世紀、古墳時代前期に築造された一辺42m余り、高さ10mの出雲地方最大級の方墳です。
次に「山代二子塚古墳」に登りました。青空が気持ちよく、見晴もすばらしい!
こちらの古墳は、古墳時代後期、6世紀後半に造られた全長94mある、県内最大規模で、大正13年に国の史跡に指定されました。
郷土史家の野津左馬之助により、1925年日本で初めて「前方後方墳」の名称が用いられました。
石室は発掘調査がされていませんが、石室を覆う土層の見学が可能で黒色土と黄色土が交互に盛られ、突き固められた土の断面が良く分かります。

最後に「山代方墳」を訪ねました。二子塚古墳の次代の首長の墓と考えられており、大規模な周溝や周堤を持つ大型の方墳です。
これらの古墳からは副葬品は出土しなかったものの、周囲から出雲地方独自の「出雲型子持壺」と呼ばれる葬儀用の土器が多数出土しています。
神名樋野といわれた茶臼山を囲むように築かれた大型の古墳群、身近な場所で古代への想いを馳せたひとときでした。
  • ガイダンス山代の郷にて
    ガイダンス山代の郷にて
  • 大庭鶏塚古墳
    大庭鶏塚古墳
  • 講師の八雲立つ風土記の丘学芸課長 高屋茂男さん
    講師の八雲立つ風土記の丘学芸課長 高屋茂男さん
  • 山代二子塚古墳を登ります
    山代二子塚古墳を登ります
  • 山代二子塚古墳の内部(土層)
    山代二子塚古墳の内部(土層)
  • 住宅地にある山代方墳
    住宅地にある山代方墳