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2018年7月5日

平成30年度 ふるさと発見コース第4回講座 松江の和菓子

ふるさと発見コース第4回講座が「松江の和菓子」と題して7月4日開催され、前半は座学、後半は和菓子づくりを体験しました。

座学の講師は島根県菓子工業組合の理事長山口研二氏。いきなり、「日本に和菓子はなかった」の話からから始まり、皆びっくり!明治時代に入りクッキーやビスケットなどの洋菓子が入って来てから、それまでの日本のお菓子と区分するために誕生した新しい概念であることをお聞きし、なるほどと納得! 引続き、奈良・鎌倉・江戸・明治・現代とお菓子やお茶がどの様に変遷してきたかなどについて興味深い話をお聞きしました。

座学の後はいよいよ和菓子づくり!
講師は松江市雑賀町にある優美堂の万代優徳(まんだい まさのり)氏。今日作るのは、練り切り餡を使った青もみじと、きんとん餡を使ったあじさいの2種類。

最初は青もみじ。先生が素晴らしい職人技を披露し、あっという間に青いもみじが一葉完成!
受講生も、先生に事前に準備して頂いた材料を使い、早速挑戦。でもあの鮮やかな手つきが出来ない…
もう一度先生に特大の材料でご披露頂き、皆さん納得。受講生自作の青もみじが何とか完成しました。

続いてあじさいづくり。先生に技を披露して頂いた後、挑戦するも、先ほどより工程が多い上に使う材料も増て複雑。しかも小さいパーツもあり、とても難しい!繰返し繰返しポイントを聞きながら、悪戦苦闘!! やっとのことで本日2種類目が完成し、受講生もほっと一息。

身近にありながら、何も知らなかったお菓子の歴史を学び、さらに季節の和菓子を手作りし、笑顔あふれる講座になりました!!
  • 和菓子の歴史などについて語る島根県菓子工業組合理事長 山口研二氏
    和菓子の歴史などについて語る島根県菓子工業組合理事長 山口研二氏
  • 和菓子作りの講師は優美堂の万代優徳(まんだいまさのり)氏 鮮やかな手つきを披露
    和菓子作りの講師は優美堂の万代優徳(まんだいまさのり)氏 鮮やかな手つきを披露
  • 職人技に見入る!!
    職人技に見入る!!
  • 早速挑戦するも何か違うな〜 先生の様にはうまくいきません…
    早速挑戦するも何か違うな〜 先生の様にはうまくいきません…
  • 特大サイズでもう一度手本を示してもらい 納得!
    特大サイズでもう一度手本を示してもらい 納得!
  • あじさい(左)と青もみじ(右)が完成! 自分で作った作品の味は格別でした!!
    あじさい(左)と青もみじ(右)が完成! 自分で作った作品の味は格別でした!!