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2021年11月8日

令和3年度 ふるさと発見コース 第5回講座 世界文化遺産をめざす松江城 国宝5天守による世界文化遺産登録をめざす!!

令和3年度の講座の様子をシリーズでお知らせする第12回目は、ふるさと発見コースです。
今回は、松江城調査研究室調査研究係長の藤井一氏を講師にお迎えし、「世界文化遺産登録をめざす松江城」と題して開催しました。

初めに、松江城が国宝となるまでの経緯を詳しく説明していただきました。
松江城は、戦前は国宝指定でしたが、戦後、現存している天守は全て重要文化財になりました。それが昭和25年から26年にかけて特に重要な4天守が国宝に指定され、松江城は同等の価値がありながら、解体修理中であったため、残念ながら国宝に至らなかったのです。
昭和30年代から国宝指定の陳情を続け、平成24年5月21日、松江神社で祈祷札が発見されたことが決め手となり、平成27年7月8日に国宝に指定されました。

世界文化遺産登録への登録をめざして・・・
すでに世界遺産となっている姫路城を始め、国宝5天守【姫路城天守、犬山城天守、松本城天守、彦根城天守、松江城天守】が連携して「近世城郭の天守群」として世界遺産登録に向けて準備を進めていくそうです。
松江市単独での取組みとしては、平成28年5月に第1回近世城郭群世界遺産登録推進会議準備会を発足し、平成29年3月には「史跡松江城保存活用計画」を策定し、平成30年3月には「松江市史」別冊の「松江城」が刊行されました。
 また、松江城調査研究室も世界文化遺産登録に向けて業務を拡張するため、新人職員を採用したそうです。

受講生からも、松江城国宝登録までのご苦労を聞いて感動した、世界遺産登録に向けてハードルは高いが、官民一体となって頑張る必要を感じた、などの感想が寄せられました。
  •     講師の藤井一氏
        講師の藤井一氏
  •  熱心に聴講する受講生
     熱心に聴講する受講生
  •       世界文化遺産を目指す松江城
          世界文化遺産を目指す松江城
  • 近世城郭の天守群(国宝5城天守)
    近世城郭の天守群(国宝5城天守)